お盆(おぼん)・ 盂蘭盆会(うらぼんえ)・ 新盆について・・・
お盆は、ウィキペディアに依ると、太陰太陽暦(天保歴・旧暦)の7月15日を中心に日本で行われる祖先の霊を祀る一連の行事と有ります。
よく言う旧盆(月遅れのお盆 8月13~15日)の事ではありません。
2011年の旧暦7月15日は、新暦(現在のカレンダー)で、8月12日~14日です。 ※毎年異なる

中心に行われる先祖供養の儀式で、先祖の
霊があの世から帰ってきて、家族と共に楽し
いひとときを過ごし、また帰っていくと言う
日本古来の民族信仰に基づく文化であり、
仏教の盂蘭盆会が結びついて出来た行事
です。
盂蘭盆会とは、釈迦の弟子の目連が餓鬼に
墜ちた母を、釈迦の教えによって
僧侶に食べ物を施し、供養する事によって
救うことが出来たと言う言い伝えがあり、
地獄に墜ちて苦しんでいる霊を救うための
供養なのです。
でも、本来の仏教として考えるならば、祖先の精霊が帰って来ると言う思想はないようです。
浄土真宗では、お盆の時だけ祖霊が帰って来て、盆供養を行う考え方はしていません。
しかし一般的にお盆は、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間で有り、地域により異なります。
まずお盆には、主に 「旧盆」 「7月盆」 「8月盆=月遅れ盆」 とあります。
「旧盆」旧暦は、主に沖縄・奄美地方他 2011年は新暦で8月12日~14日です。
2010年は、新暦8月24日が旧暦7月15日です。
2011年は、新暦8月14日が旧暦7月15日です。
2012年は、新暦9月1日が旧暦7月15日です。
2013年は、新暦8月21日が旧暦7月15日です。
この日にちのずれの説明は、長くなりますので省略させて頂きます。
尚、新暦8月15日のお盆を旧盆とよく言いますが、それは誤りです。
旧盆は旧暦7月15日で、新暦8月15日は新暦の月遅れのお盆なのです。
新暦は、1873年(明治6年)1月1日から新たに使用した太陽暦です。
「7月盆」は、主に東京・横浜(寺院に依る)・静岡の一部・北海道の函館等
新暦 毎年7月13日~7月15日です。
「8月盆」月遅れの盆 上記以外の地域(すべてではない)
新暦 毎年8月13日~8月15日です。
尚、新暦の7月15日頃は農家の繁忙期にあたるという事から、1ヶ月遅れの8月盆(月遅れの盆)が現在では全国に広まりました。
お盆の帰省は、この月遅れのお盆ですよね。
尚、2011年は上記の通り、月遅れのお盆と旧暦のお盆が1日しか違いません。
故人が他界して四十九日の後、つまり忌明け後に初めて迎えるお盆を新盆と言います。
四十九日より前にお盆を迎えた場合は、翌年のお盆が新盆となります。
お盆の期間は地域に依ってさまざまです。
7月1日を盆の始まりとする。 7月全体を盆の月とする。
旧暦・新暦の13日~15日夕方まで、13日~16日の朝や夕方までなど・・・
ちなみに2011年のカレンダーを見てください。 (新暦)
7月15日は、「ぼん」 8月14日は、旧ぼんと記載してある筈です。

精霊流し・灯籠流し
京都の有名な大文字焼きは、
送り火の一つです。
京都大文字焼きは
8月16日午後8時からです。
お盆飾りの詳細は・・・
(お盆飾りの仕方・精霊棚(しょうりょうだな)・盆提灯・御布施について)
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